日本原子力研究開発機構

研究支援サイトへの不正アクセスによる利用者の個人情報漏えい

重要度
重要度:高 実際に被害が出た事例
公表日
2026.10.01
原因の分類
侵入口未公表
対策可能性
判定保留

この記事の3行まとめ

  1. 研究支援サイトに外部から不正アクセスされ、利用者の個人情報が外部に漏えいした
  2. 漏えいしたのは175人分の身分証の画像や健康診断の結果などで、原因はまだ究明中
  3. 研究支援サイトへの外部アクセスを止め、漏えいした人には個別に謝罪している

契約するクラウド基盤上で運用する研究支援サイトへの不正アクセスが2026年9月25日に確認され、登録ファイル2,419件が外部から不正にダウンロードされた。9月29日の確認で、ダウンロードされたファイルの一部に含まれる個人情報が外部に漏えいしたことが分かった。対象は施設利用の手続で登録された367件、175人分とされる。アカウント情報(IDやパスワードなど)は漏えいしていないとしている。研究支援サイトは業務ネットワークから独立して運用されており、他のシステムへの影響はないとしている。

確認された経路・公表元の推定

  1. 令和8年5月以降、利用者が施設利用の手続のため研究支援サイトにファイルを登録
  2. 令和8年9月25日、不正アクセスを確認し、登録ファイル2,419件が外部から不正にダウンロードされたことを確認。同日、外部からのアクセスを停止
  3. 令和8年9月29日、ダウンロードされたファイルの一部に個人情報が含まれていたことを確認
  4. 個人情報保護委員会、関係官庁、警察へ報告・相談

根拠の要点

資料は、不正アクセス、ファイルの不正ダウンロード、個人情報の含有を確認したと述べている。一方で侵入経路と原因は示しておらず、原因の究明と再発防止策は今後の対応としている。

資料の基準時点:2026年10月1日の発表時点

当時、対策できたのか

判定保留

侵入経路と原因が資料で示されておらず、攻撃時点の未対応や設定の不備も明示されていないため、判定を保留する。資料は原因を究明し、再発防止策を講じるとしている。

公表された対策

  • 研究支援サイトへの外部からのアクセスを停止した
  • 漏えいした人に個別に個人情報漏えいのお知らせと謝罪を行った
  • 個人情報保護委員会、関係官庁、警察への報告・相談を行った
  • 漏えいした情報の確認を進め、原因を究明し、再発防止策を講じる

この事例を理解するための動画

まだ分からないこと

  • 侵入経路(最初にアクセスされた原因)と侵入時期
  • 不正アクセスの手口と攻撃者に関する情報
  • 研究支援サイトのどの部分が悪用されたか
  • 漏えいした情報の確認結果と原因の究明結果
  • 再発防止策の具体的な内容と時期

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