- 重要度
- 重要度:高 実際に被害が出た事例
- 公表日
- 2026.10.14
- 原因の分類
- 製品・サーバーの脆弱性、サプライチェーン
- 対策可能性
- 判定保留
この記事の3行まとめ
- コトポータルの一部の会員情報が外部から見られた可能性がある。
- コトポータルの基盤となる委託先システムの不備を悪用された。
- 不審なメールのURLや添付ファイルは開かないよう注意が呼びかけられた。
2026年10月5日から6日にかけて、コトポータルのシステム基盤として使われていたコミューン株式会社のサービス「Commune」が第三者による不正アクセスを受けた。一部会員750名のメールアドレス、会員ID、ニックネームなどが閲覧・取得された可能性があり、一部の会員情報が閲覧・取得された可能性がある。パスワード、氏名、住所、電話番号、決済情報は閲覧・取得されていないとされ、漏えいした情報の悪用や二次被害は確認されていない。
確認された経路・公表元の推定
- 2026年10月5日から6日にかけて、コミューン株式会社のサービス「Commune」が第三者による不正アクセスを受けた。
- 複数の不備が悪用され、コトポータルの基盤となるシステムから一部会員の情報が閲覧・取得された可能性がある。
- コミューン株式会社が、悪用されたシステムの不備を修正し、アクセス経路を遮断した。
- コトポータルは臨時メンテナンスで停止し、全会員がログアウトされた。
根拠の要点
公表元のMIXIは、閲覧・取得の原因を、コミューン株式会社が提供するシステム上の複数の不備が第三者に悪用されたことと説明している。また、「弊社側の設定や運用上の不備によるものではない」ことが確認されたとしている。不備の具体的な内容は資料に書かれていない。
資料の基準時点:2026年10月14日掲載のお知らせ時点(資料取得日 2026-10-15)
当時、対策できたのか
判定保留
資料には、コミューン株式会社が不正アクセスに悪用されたシステムの不備を修正し、アクセス経路を遮断したと記載されている。一方で、攻撃時点で既知の脆弱性に未対応だったのか、発覚時点で未発見だったのかは書かれていないため、判定を保留とした。
公表された対策
- コミューン株式会社が、悪用されたシステムの不備を修正し、アクセス経路を遮断した。
- 不正アクセスを受けた「Commune」を利用する全サービスが臨時メンテナンスになっている。
- コトポータルは、安全性への懸念が払拭され、セキュリティ上の問題が解決されるまで再開しないとされている。
- すべての会員をログアウトさせ、再開後に改めてログインを求める。
- 不審なメールに記載されたURLへのアクセスや添付ファイルの開封を控えるよう呼びかけている。
- MIXIとコミューン株式会社は、メールや電話でパスワードを尋ねることはないとしている。
まだ分からないこと
- 悪用された「複数の不備」の具体的な内容は資料に書かれていない。
- 攻撃者や侵入の詳しい経路は資料に書かれていない。
- コトポータルの再開時期は示されていない。
- コミューン株式会社の詳細な発表は、この資料には含まれていない。
- 対象者への個別連絡の時期は示されていない。