スカラコミュニケーションズ

FAQシステムへの不正アクセスで問い合わせ情報が漏えいした可能性

重要度
重要度:高 実際に被害が出た事例
公表日
2026.10.06
原因の分類
侵入口未公表
対策可能性
判定保留

この記事の3行まとめ

  1. FAQシステムに不正ログインされ、問い合わせ情報が漏えいした可能性
  2. 侵入口は公表されず、不正なプログラムも設置された
  3. 対象人数の確認が進んでおり、不審な連絡に注意が呼びかけられている

スカラコミュニケーションズが提供するFAQシステム「i-ask」が第三者に不正アクセスされ、同一サーバ上の利用企業(最大5社)の問い合わせ情報(個人情報を含む)が外部に漏えいした可能性がある。現時点で二次被害は確認されていない。

確認された経路・公表元の推定

  1. 2026年10月2日20時30分頃、第三者が「i-ask」の管理サイトに不正ログインした
  2. 不正なプログラムを設置し、同一サーバ上の利用企業のデータベースから問い合わせ情報を取得した可能性がある
  3. 10月3日朝にデータベースの監視アラートを契機に調査が始まり、同日8時頃に不正アクセスが遮断された

根拠の要点

資料は、第三者が「i-ask」の管理サイトに不正ログインし、不正なプログラムを設置したことを確認したとしている。不正ログインに使われた経路や脆弱性は書かれていない。

資料の基準時点:2026年10月6日の公表時点

当時、対策できたのか

判定保留

資料は侵入口と攻撃時点の防御状態を書いていない。管理者認証の強化(多要素認証の導入等)は今後の対策として挙げられており、攻撃時点で未実施だったとは書かれていない。

公表された対策

  • 不正ログインに使われたアカウントのパスワードを変更した
  • 攻撃元IPアドレスからのアクセスを遮断した
  • 設置された不正プログラムを隔離した
  • 全環境の管理者アカウントのパスワードを変更した
  • アップロードされたファイルをプログラムとして実行できないよう設定を変更した
  • 外部の専門調査機関と連携し、フォレンジック調査を進めている
  • 管理者認証の強化(多要素認証の導入等)、環境間の分離、監視体制の強化、第三者による定期的な脆弱性診断を講じる予定
  • 個人情報保護委員会へ報告し、警察に相談して捜査に全面的に協力する
  • 調査結果に基づき恒久的なセキュリティ対策と再発防止策を策定する

まだ分からないこと

  • 侵入に使われた経路、脆弱性、認証情報の入手方法は資料に書かれていない
  • 対象人数は名寄せ作業中で未確定。最大713,126件は延べ件数で重複を含む
  • 漏えいした項目は利用企業により異なり、具体的な範囲は未確定
  • フォレンジック調査の結果は公表されていない

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