- 重要度
- 重要度:高 実際に被害が出た事例
- 公表日
- 2026.10.14
- 原因の分類
- 製品・サーバーの脆弱性、サプライチェーン
- 対策可能性
- 判定保留
この記事の3行まとめ
- 委託先の動画面接サービスから応募者4,682名の情報が漏えい
- データ分析ツールの脆弱性を悪用した不正アクセスが原因
- 不審な連絡には応じず、窓口に相談するよう呼びかけ
トランスコスモスは、採用選考で使っていた動画面接サービス「ApplyNow」でデータ分析ツールの脆弱性を悪用した不正アクセスがあり、2019年11月14日から2021年12月12日までにコールセンター契約社員に応募した4,682名の個人情報が漏えいしたと公表した。漏えいしたのは氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、性別である。ApplyNowは不正アクセスの遮断など必要な措置を実施済みとし、現時点で二次被害は確認されていないと報告している。
確認された経路・公表元の推定
- ApplyNowの動画面接ソリューションで、データ分析ツールの脆弱性が悪用された
- 第三者による不正アクセスが発生し、応募者の個人情報が漏えいした
- 2026年9月16日に漏えいが判明した
- ApplyNowが対象者へ個別に連絡し、2026年10月14日にトランスコスモスが公表した
根拠の要点
公表元のトランスコスモスは、ApplyNowの動画面接ソリューションでデータ分析ツールの脆弱性を悪用した第三者による不正アクセスがあったと説明している。侵入に使われた製品名や脆弱性の特定は資料にない。
資料の基準時点:2026年10月14日の公表時点
当時、対策できたのか
判定保留
資料には、ApplyNowから不正アクセスの遮断など必要な措置を実施済みとの報告を受けたと書かれている。一方、脆弱性の修正版の時期や攻撃時点の防御条件は書かれていないため、対策の欠落や発覚時の未発見は判定できない。
公表された対策
- 不正アクセスの遮断など必要な措置をApplyNowが実施済みと報告
- 対象者へ順次、個別に報告とお詫びの連絡を実施
- ApplyNowと連携し原因究明と再発防止に取り組むと表明
まだ分からないこと
- データ分析ツールの製品名と、特定された脆弱性(CVE番号など)
- 不正アクセスの発生日時と期間
- 侵入後にどのような操作がされたか
- 同じサービスを利用する他の企業への影響
- 原因究明と再発防止の具体的な内容(資料の再発防止の記載は途中で終わっている)