朝日新聞:メール配信サービスへの不正アクセスで登録情報7万件超が流出のおそれ

重要度
重要度:5段階中3 漏えいのおそれ・延べ7万921件
公表日
2026.10.29
原因の分類
サプライチェーン
対策可能性
判定保留

この記事の3行まとめ

  1. メール配信サービスへの不正アクセスで、お客さまの情報が流出したおそれ
  2. 侵入口は未公表で、データが外部へ出力された形跡が確認された
  3. 不審なメールのURLや添付ファイルを開かず、情報を入力しないよう呼びかけ

朝日新聞社がメール配信に使っていた「Cuenote FC」が第三者による不正アクセスを受け、アドレス帳に登録されていた情報が外部に流出したおそれがある。対象はイベントなどで登録されたお客さまの情報で、流出のおそれがあるのは延べ7万921件。9割超はメールアドレスのみで、一部に氏名や学校名が含まれる。クレジットカード情報とログインパスワードは含まれないとされる。

確認された経路・公表元の推定

  1. 10月16日午後とみられる、第三者による「Cuenote FC」への不正アクセスとデータの外部出力
  2. 10月26日、ユミルリンク株式会社から朝日新聞社へ、利用環境からのデータ出力の形跡を確認したと連絡
  3. 流出のおそれがある情報が延べ7万921件と判明し、朝日新聞社が対象のお客さまに個別に連絡
  4. 10月29日、朝日新聞社が事実を公表

根拠の要点

運営会社のユミルリンク株式会社からの連絡で、朝日新聞社が利用している環境からデータが外部に出力された形跡が確認されたとされる。侵入口と攻撃の時点は資料に書かれていない。

資料の基準時点:2026-10-29公表時点

当時、対策できたのか

判定保留

資料は侵入口や攻撃時点の防御条件を示しておらず、対策の欠落も発覚時の未発見も説明していないため、判定を保留する

公表された対策

  • ユミルリンク株式会社と連携し、関係する管理用アカウントのパスワード変更などを実施
  • 対象のお客さまに個別に連絡
  • 不審なメールに注意するよう、お客さまに呼びかけ

この事例を理解するための動画

まだ分からないこと

  • 不正アクセスの侵入口と、攻撃者が侵入した具体的な時期
  • 流出した情報が悪用されたかどうか
  • 運営会社側での原因と再発防止策
  • 今後お客さまに知らせるべき追加の事項

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