- 重要度
- 重要度:5段階中4 被害を確認
- 公表日
- 2025.10.10
- 原因の分類
- サプライチェーン、侵入口未公表
- 対策可能性
- 判定保留
この記事の3行まとめ
- 委託先のサーバがランサムウェアで暗号化された
- 侵入口は未公表で、ファイアウォール交換の直後に攻撃を検知
- 顧客と従業員の情報は漏えいが確認されず、調査が続いている
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなどのグループが伝票処理を業務委託していたアクリーティブ株式会社のサーバが、外部からのサイバー攻撃を受けた。サーバがランサムウェアで暗号化され、グループの顧客情報と従業員情報も暗号化された。情報の漏えいは確認されていないが、可能性は完全には否定されていない。
確認された経路・公表元の推定
- 2025年8月25日、委託先で外部業者がファイアウォールの交換作業を実施した。
- その直後、委託先のサーバ監視システムがサイバー攻撃の可能性を検知した。
- 委託先の従業員がサーバを確認し、ファイルサーバーを含む一部のサーバが暗号化されて閲覧不能になっていることを確認した。
- ファイアウォールを再交換し、攻撃を受けたサーバへの外部経路からの接続を遮断した。
- 個人情報保護委員会へ報告し、専門機関が調査を実施している。
根拠の要点
資料は、委託先が運用するサーバが外部からサイバー攻撃を受け、ランサムウェアで暗号化されたと説明している。侵入経路と侵入日は書かれていない。漏えいは専門機関の調査で現時点では確認されていないとしている。
資料の基準時点:2025年10月10日時点の公表内容
当時、対策できたのか
判定保留
資料は侵入口と攻撃時の防御条件を説明しておらず、既知の脆弱性や対策の欠落も書かれていない。そのため判定を保留する。
公表された対策
- 攻撃を受けたサーバへの外部経路からの接続を遮断し、ファイアウォールを再交換した。
- 委託先を含めて専門機関による調査を実施している。
- 委託先を含めて情報管理体制の見直しを図る。
この事例を理解するための動画
まだ分からないこと
- 侵入口(攻撃者が最初に侵入した経路)は資料に書かれていない。
- 攻撃者が侵入した時期は資料に書かれていない。
- 暗号化されたサーバは現時点で復元できていない。
- 情報漏えいの有無は調査中で、ログ解析では漏えいの可能性は低いとされている。
- 影響を受けたお客様と従業員の人数は資料に書かれていない。
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